権利法NEWS

福岡市 久保井 摂

 

 患者の権利に関する講演をすると、しばしば医師の方から、「患者の権利、権利とばかりいうけれど、患者の義務についても言ってもらわないと困る。権利には必ず義務を伴うはずだ」という発言をいただきます。

 そのたびに、まだまだこの国では、患者の権利、いやそもそも権利というものがただしく理解されていないことを痛感し、その都度改めて説明させていただくのですが、なかなか納得してもらえないことが多いのです。

 そもそも、「権利には義務を伴う」という、よく聞くフレーズですが、これ自体が誤解されています。

事務局長 小林洋二

 2月5日17時から、東京の駿河台記念館で、今年度第二回の世話人会が開催されました。参加者は石井麦生・小沢木理・木下正一郎・久保井摂・小林洋二・鈴木利廣・高岡香・中村道子・藤井信子(五十音順・敬称略)の各世話人。

医療基本法要綱案ブラッシュアップ作業

 前回までの世話人会で、改訂作業は一段落というつもりだったのですが、解説付きパンフレット作成作業を開始した担当者から細かい部分の問題点が指摘され、さらに改訂を加えることになりました。今後の解説付きパンフ作成作業の過程で更なる改訂も予測されるところです。今回は現時点での変更について報告します。

昨年の総会で確認された2012年11月10日改訂版(パンフレット「患者も医療者も幸せになれる医療をめざして」に収録されているもの)からの主な変更点は以下のとおりです。

小沢 木理

「医療基本法」ができたとしても、今まで権利法をつくる会が提案してきた『要綱案』のようなものが確立するわけでないということは重々分かりました。当会の『要綱案』はわたしたちの長年の切実な願いが詰まったものですので、正直気落ちする側面は否めませんが、基本法は医療の骨格のようなものでそれ自体は不可欠で優先される法律であることも理解できました。

 しかし市民にとって、「医療基本法」ができると何が変わるのか、端的に語れることばが今一見つかっていません。

堤 寛 著 三恵社

 当会世話人である病理医堤寛さんによる昨年一二月発行の本書、タイトル通り、かねてから患者さんに顔のみえる病理医、つまり、病理検査の結果を、患者さんに直接、専門家の立場から分かりやすく説明する臨床医でありたいと願う堤さんが、患者さんに呼びかける形でかたる、分かりやすい病理の本です。

 第一章から順に、病理診断、がん細胞、病理診断報告書と、病理医が臨床現場で具体的にどんなことをやっているのか、またどのようにして病理診断に至り、それをどう記録するのかが語られていきます。ここは中々むずかしいのですが、参照したいときに振り返ればよいので、最初は読み飛ばしてもよいかと思います。

事務局長 小林 洋二

 

年も押し迫った12月23日13時から、東京の駿河台記念館で、今年度最初の世話人会が開催されました。参加者は石井麦生・漆畑眞人・小沢木理・木下正一郎・久保井摂・小林洋二・鈴木利廣・高岡香・中村道子・藤井信子(五十音順・敬称略)の各世話人。

 

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