権利法NEWS

バックナンバー「081号」

小林 尚子

の息吹きに人の心にも暖かさが感じられるようになると共に、母の日常も少し以前に戻ったようです。ただ日によって波があるのは仕方ありません。
具合の悪い日に当番の者は「ボケたのではないか?」と感じ、良い日に当番の者は「すっかり元気になった」と感じます。当初ボケた、いや違うという論争がありました。何度か当番を繰り返すうちにその両面を見るようになり、波を受け入れてゆくゆとりが出てきました。

常任世話人  佐々木 菜美

五月六日(五日目)
とうとう一睡もできず。五分おき、七分おきに「きたァ」と叫んで夫の腕をつかむので、当然夫も寝られない。
午前八時ごろ 陣痛室へ向かう。例によってモニターをつける。産婦人科医長がやってきた。「だいぶ参ってるようだね。予定日もずいぶん過ぎてしまったし、あなたも辛いだろうから少し陣痛を強めてみましょう。これから点滴しますからね。あなたはゼンソクがあるんですね。××××という薬は使えませんから◯◯◯◯にしますよ。急激に効かないようにゆっくりやりましょう。じゃ、がんばって」。

札幌 長縄 三郎

海道では当会主催の医療シンポジウム「患者=市民参加の医療をどうつくるか-質のいい医療サービスを実現するために」が三月二五日、医療関係者や患者家族ら120人余の参加で札幌市女性センターで開かれた。  

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