書籍紹介
『患者と医療従事者の権利保障に基づく医療制度-新型コロナウイルス禍を契機として考える』
岡田行雄編著 現代人文社
この時期、まさに待たれていた書籍が発行されました。編著者らは、当会の常任世話人で、実質的顧問ともいうべき内田博文九州大学名誉教授の愛弟子の面々です。「はしがき」に、執筆者は内田名誉教授から指導を受けてきた刑事法研究者で、中には精神医療の問題に取り組んできた者もいるが、医事法の研究者がいるわけではない、と紹介されています。