権利法NEWS

バックナンバー「152号」

福岡 久保井 摂

けんりほうニュースにほぼ毎号原稿をいただいている眞武さんを頼って、先日、台湾に行って来ました。目的は、日本の植民地時代、1930年に設立された国立ハンセン病療養所楽生院を視察することです。

今、同じく日本の占領下、韓国のソロクトにある療養所に収容された方々が、日本国内の療養所に収容された元患者たちと被害は同一であるとして、ハンセン病補償法に基づく補償請求を行っています。

事務局長 小林 洋二

ハンセン病問題につきましては、故島比呂志さん(元ハンセン病国賠訴訟西日本原告団名誉団長)が、「つくる会」の会員であったこともあり、けんりほうニュースでも度々お知らせしてきました。現在、「ハンセン病問題に関する検証会議」による真相究明活動が行われおり、四月には中間報告書が発表されました。最終報告は今年度末に予定されていますが、来年度予算の概算要求との関係で、夏頃までに再発防止策の骨子を発表する見通しのようです。

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