権利法NEWS

バックナンバー「263号」

新型コロナウイルスと医療基本法

事務局長 小林 洋二

ほんとうならばいまころ、「医療基本法案いよいよ国会上程へ!」なんて記事をこのニュースに書けるのではないかと思っていたところですが、なかなか、そのような情勢ではなさそうです。

医師免許を有する国会議員は、四月三日、超党派の議員連盟、医師国会議員を結成し、六日、厚生労働大臣に、「コロナ専門外来の設立」、「新型コロナウイルス感染症対策基金の設立」などを求める決議文を提出したと伝えられています。医療基本法議連の主要メンバーと、この新たな議連の主要メンバーはかなりの程度重なっているのではないかと思われます。新型コロナ対策は喫緊の課題ですので、医療基本法の議論が後回しになるのは、ある程度やむを得ない部分もあります。

 

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