事務局長 小林洋二
11月10日、福岡のパピヨン24ガスホールで、第22回総会が開催されました。
小林から、議案書に沿ってこの一年間の患者の権利に関する動きを報告した後、現段階の情勢及び今後の方針に関する討議に入りました。
医療基本法については、昨年の総会で発表された「つくる会」世話人会の要綱案に続き、今年三月にはHーPACの要綱案が、また日本医師会医事法関係検討委員会の医療基本法草案を含む「『医療基本法』の制定に向けた具体的提言」が発表されました。四月の、患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会主催の勉強会「医療基本法の制定を 今こそ!」(「つくる会」共催)には各政党の国会議員が顔を並べ、九月には、民主党内に、有志議員による「医療基本法」について考える勉強会が発足するなど昨年に引き続き大きな前進がみられました。