世話人 木下 正一郎
3月25日(日)、東京大学小柴ホールにて、東京大学公共政策大学院医療政策実践コミュニティー(H-PAC)医療基本法制定チーム主催の標記シンポジウムが行われました。
まず、チームの田中秀一さん(読売新聞東京本社社会保障部長)より、「なぜ医療基本法が必要なのか」との基調報告が行われました。医療を巡る重要課題として、①医療提供体制の充実、②医療の質と安全の確保、③患者の権利の保障、④国民皆保険制度の維持を挙げ、これらの課題を実現する拠り所として医療基本法を制定することが必要であるとの報告がありました。