権利法NEWS

バックナンバー「087号」

ガンと末期医療を考える会  中 田 潤一郎

日は「余命六カ月から読む本」という本をご恵与下さいまして有り難うございます。この数年間、ガン、に関する本の出版がやたらに多く、少々、食傷気味というのが本音です。と申しますのも、その大部分が個人のガン闘病記、あるいは家族によるガン患者の看取りの手記などの自費出版の本です。その一人一人にとっては、かけがえのない夫または妻の命の記録であっても、年間、ガンで死亡する日本人二四、五万人の仮にその一〇分の一が手記を書いたとしても二万、三万ということになり、膨大なものになります。

東 京  小 林 尚 子

分昔の話になりますが、麻酔科で訓練を受けはじめた頃の事です。都内でも著名人が多く受診し、特にお産をするので有名な病院がありました。

東京都  佐田 子

年前、回転性のめまいと吐くという病気を体験した。最初は内科にかかり、耳が変なので耳鼻科へ受診した。「突発性難聴」とのことであった。通院が始まり、毎日聴力検査だった。が、何も説明がなかった。当の私は、「dB」の意味すら知らなかったのだから、患者への説明は大変だということなのか。一〇分で歩いていける診療所へ五〇分もかかり、交通事故にでもあったらと思い、その後はタクシー通院になった。発症以来、一ヶ月間、ひどくなるばかり、希望する病院へ転院する旨、申し出ると、「めまい」の専門の医師がY市立病院にいると、最初のこのM診療所の医師は紹介状を書かれた。

医療情報の公開・開示を求める市民の会  勝村 久司

般公開シンポジウム『カルテ開示から患者の権利確立へ』が九月二六日、大阪府立労働センター大会議室で開かれました。「患者の権利法をつくる会」「医療情報の公開・開示を求める市民の会」の共催で、九〇名を超える多くの参加がありました。

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