権利法NEWS

台湾在住 眞武  薫

ここで救急体制について報告するのは何度目になるだろうか。それでも新たな事態は発生するので、やはりレポートしたい。

2005年4月から「個人情報の保護に関する法律」が全面施行されます。これに伴い、医療情報も保護すべき個人情報として扱われることになり、カルテ開示は法律上の権利となります。

東京都 亀岬 陽子

12月1日衆議院第二議員会館第2会議室において「患者の権利法」制定に向けた市民懇談会の第3回会議が行われました。今回は、医療側で患者の権利の向上に早くから取り組んでいる医療生協の東京都生協連・鐘ヶ江正志氏より「医療生協の患者の権利章典」とその実践からというテーマのお話、その後小林事務局長より患者の権利に関する厚生労働省の動向についての説明、最後に今後の活動についての意見交換がありました。参加者は、患者団体の方々、国会議員の方々(泉議員・石井議員他)、東京都医師会会長、当会からは前回に引き続き小林事務局長、常任世話人の小沢さん、中村さん、土屋さん、私と、今回新たに堀康司さんも参加されました。

東京都 亀岬 陽子

9月29日、衆議院第2議員会館第2会議室において「患者の権利法」制定に向けた市民懇談会の第1回会議が行われました。(呼びかけは日本がん患者団体協議会の山崎さんと市民がつくる政策調査会事務局長の小林さん)会議の目的は、患者の権利に関する法律の活動をしている市民・団体間の情報・認識の共有化、意見交換と患者の権利法の提案を行うこと、国・自治体・医療機関・国会等の動きについて情報の共有化を行うこと等でした。

台湾在住 眞武  薫

随分長いこと原稿を出せずに、今年も残り少なくなってしまった。母の脳梗塞はそれほどひどいものではなかったが、夏休みはそれまで母の世話で疲れた家族の負担を少しでもなくすこと、これから周りの者がそんなに無理することなく母の世話をしていくための計画をたてるつもりで帰国した。しかし、既に周りの者がかなり疲労困憊していたため、筆者が家事一切を引き受けることになってしまった。

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