権利法NEWS

「患者の権利宣言 周年記念集会」実行委員長
加藤 良夫
(南山大学法科大学院教授、弁護士)

1984年の患者の権利宣言運動から20年が経過しました。

その4年前の1980年の夏には「富士見産婦人科事件」が連日大きく報道されていました。病院が取らなくてもよい子宮や卵巣を営利目的でとっていたのではないか、医師でもない人が診断をしていたのではないか等が問題となっていたのです。

事務局長 小林 洋二

ハンセン病問題に関する検証会議(金平輝子座長)に対し、「つくる会」としての「ハンセン病問題再発防止策に関する意見書」を提出したことは、けんりほうニュース152号でお知らせしたとおりです。

この検証会議が、7月13日、坂口力厚生労働大臣宛に「公衆衛生等の政策等に関する再発防止のための提言(骨子)~ハンセン病問題における人権侵害の再発防止に向けて~」を提出しました。

パート1 部落へ飛び込む
パート2 出会い、ふれあい、語らい
パート3 個と出会う/部落と出会う

コメンテーター 福岡安則
創土社 本体価格各1800円

フィールドワーク。
私がこのことばをはじめて意識したのは、はずかしいことに去年のはじめ。
ハンセン病問題においては、三年前の熊本判決を受けて、厚生労働大臣が「検証会議」というのを設置している。ハンセン病問題を徹底的に検証して、国が同じような過ちを繰り返さないよう、施策提言を行うことを目的としている組織だ。

佐木隆三 著
弦書房 本体価格一六〇〇円

本書は、自ら医師である久能恒子さんが、娘さんを医療事故で亡くし、「心なき医療」の真実を明らかにしようと起こした裁判を題材にした「小説」である。

事務局長 小林 洋二

6月22日、東京の弘済会館で本年度第一回の世話人会が開催されました。

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