湾在住 眞武 薫
前回、台湾の救急について触れたが、「ただの運ちゃん」事件が起こってしまった。台湾の救急体制ってこんなもの?と考えさせられた。
事務局長 小 林 洋 二
厚労省は、全国82の特定機能病院に対し、医療事故の院内報告制度を義務づけています。先日、この制度で報告された医療事故の数字が発表されました。それによれば、この2年間(正確には22ヶ月)に約1万5000件の医療事故が報告され、そのうちの387件は患者に重篤な被害が発生したとされています。
台湾在住 眞武 薫
4月9日、10日と大学で救急救命の訓練を受けた。初めの動機は「ある程度の知識があればどこかで役に立てるかも」というものであったが、訓練を受けた後の率直な感想は「怖くて手が出せない」である。2日間にわたる朝から夕方までの15時間におよぶ訓練はほんとうに大変だった。「怖さを知る」という意味では貴重な体験だったかもしれない。
4月20日、東京の中央大学駿河台記念館で、今期第二回の世話人会が開催されました。レジュメを15部用意していたのですが、なんと20名以上の世話人が集まるという近来稀な盛況でした。
前回で述べた日本の病院での出来事は、まだまだ癒されない傷として残っている。台湾に戻って意外に感じたのは、台湾の医師たちが思いがけず同情してくださったり、励ましてくださったりしたことだった。
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