事務局長 小林 洋二
さる八月二八日、第一七回ロードマップ委員会が開催されました。今回は、患者の権利に関する体系化についてのヒアリングで、対象は厚生労働省健康局および医政局、日本病院会副会長大井利夫氏、日本薬剤師会副会長遠藤一司氏及び同山本信夫氏、そして患者の権利法をつくる会事務局長の私。
日本病院会及び日本薬剤師会からの三名は、医療基本法制定に関し前向きの姿勢を示しました。私の発言の内容は、基本的に前号のけんりほうニュースに掲載したものとほぼ同じです。これに対し、厚労省の消極姿勢は際立っており、谺委員(ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団)の厳しい指弾を受けることとなりました。