権利法NEWS

医療記録開示制度の実施状況報告書

NPO患者の権利オンブズマン事務局
2000年1月20日

定非営利活動法人患者の権利オンブズマンは、昨年11月、国公私立をとわず全国の医科・歯科を含む大学病院(医科80、歯科29、合計109)に対して医療記録開示制度の検討と実施状況等について紹介しましたが、今日までに回答いただいた四一の大学病院(うち医科31、歯科10)における医療記録開示制度の検討・実施状況は以下のとおりです。

1、本年一月を含め既に実施済みの大学病院が、6医科大学病院(京都大学、大阪大学、高知医科大学、名古屋市立大学、広島大学、香川医科大学であり、歯科大学病院はない。

2、本年四月からの実施予定は、7医科大学病院(富山医科薬科大学、新潟大学、名古屋大学、浜松医科大学、島根医科大学、昭和大学、聖マリアンナ医科大学)と1歯科大学病院(九州大学)である。

3、実施予定だが日時が未定の大学は、17医科大学病院(北海道大学、旭川医科大学、東北大学、岐阜大学、三重大学、神戸大学、徳島大学、産業医科大学、九州大学、長崎大学、大分医科大学、宮崎医科大学、琉球大学、和歌山県立医科大学、奈良県立医科大学、杏林大学、愛知医科大学)、5歯科大学病院(岡山大学、広島大学、長崎大学、日本歯科大学(東京・新潟))である。

4、検討中のところは1医科大学(大阪医科大学)2歯科大学(九州歯科大学、福岡歯科大学)である。なお、九州歯科大学は県立大学であるため医療記録の複写に関しては既に県条例により対応しているが、なお医療情報の提供という観点から独自の開示制度を検討中とのことである。

5、その他、2歯科大学(東京歯科大学、松本歯科大学)が、患者によるカルテ搬送式を実施しているので既に事実上開示されているとの立場を取っている。

以上