権利法NEWS

札幌にて医療を考えるシンポジウム開催

患者=市民参加の医療をどうつくるか
-質のいい医療サービスを実現するために

あなたは今、病院で受けている医療に満足していますか。薬づけ、検査づけなどさまざまな問題点が指摘されている中で、治療の内容を医師に任せ切りにしてはいないでしょうか。インフォームド・コンセント(説明と同意)やカルテなどの情報公開、クオリティー・オブ・ライフの必要性が問われ、医療の現場も徐々に変化しつつあります。

そこで、私たち患者がどのように医療に主体的に関わっていくかを考えるシンポジウム「患者=市民参加の医療をどうつくるか-質のいい医療サービスを実現するために-」を開催します。パネラーに医師であり医療過誤などを手がける弁護士でもある竹中郁夫さん、ターミナルケアが専門でインフォームド・コンセントにも詳しい札幌医科大学保健医療学部助教授の皆川智子さん、自身が子供の病気で闘病しがんの子供を守る会や骨髄バンク推進運動で活動する神戸智子さんを迎え、それぞれの立場から意見を交換します。コーディネーターは道新オントナ編集長の野谷悦子が務めます。

高齢化社会を迎え、今病気で通院している人だけでなく、健康な人も日ごろから病院との関わりを考えてみませんか。

日時 3月25日(水) 18時30分~20時30分

場所 市女性センター第一研修室(札幌市中央区大通西一九)

入場料 無料、直接会場へ

主催 患者の権利法をつくる会、社団法人北海道社会開発公社
問い合わせ 道新オントナ(担当・野谷)
・(011)642-7701