権利法NEWS

バックナンバー「136号」

台湾在住  眞武  薫

随分昔のことではあるが、大学のとき教育学の講義で以下のようなものがあった。「司法のルール」と「医療のルール」。前者は「疑わしきは罰せず」、後者は「疑わしきは病気と思え」、では「教育のルール」とは如何にあるべきかということについて論じ合った。今教育のルールについて論ずるつもりはない。しかし、司法のルールと医療のルールということについて深く考えさせられる出来事があった。

東京都  漆畑 眞人

街の樹木は美しく色づいていた。11月16日土曜日の昼下がり。秋のよく晴れた日だった。
東京・四谷の弘済会館は、大きな新宿通りに沿って、聖イグナチオ教会、上智大学の前を進んでいくと見えてくる。大きな建物だった。
千代田区なので、歩道面のあちこちに、歩きたばこやポイ捨て禁止の標識が描かれていた。
エレベータで4階へ上がると、いくつもの大小会議や祝宴が開催されていた。当会会場の「菊の間」は、100名以上が入れるところだった。
参加者の人数は、それほど多くはなかった。三人がけ長机に、1~2名ずつゆったり腰掛けて、いちばん後ろの壁のほうまで、席が埋まる程度だった。はじめて参加した人や、いつも参加している人、久しぶりに参加した人など、多様だった。

事務局長  小林  洋二

11月16日、東京の弘済会館で第12回総会が開催されました。採択された内容は議案書のとおりですが、患者の権利を巡る情勢に関し、補足して指摘された点がありましたので、ご報告いたします。

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