権利法NEWS

バックナンバー「134号」

勝 村 久 司 著
岩波ブックレット
本体価格480円

けんりほうnewの読者であればみなさんご存知の「医療情報の公開・開示を求める市民の会」事務局長勝村さんの手になるそのものずばり、カルテ開示についてのQ&A問です。

バーニス・ブレッシュ/スザンヌ・ゴードン
早野真佐子訳
日本看護協会出版会
ISBN4-8180-0921-0
本体価格3,500円

ひとことでいうなら、「とてもユニークな書物」(カバー裏の推薦文からの盗用です)。
ふたりの著者はいずれもアメリカのジャーナリスト。保健、医療、看護に関する著作を執筆している著明な方らしいですが、わたくしは寡聞にして知りません。
タイトルが示すとおりに、ナースに対し、沈黙してはならない、発言することによって、ナースという職業の「可視性」を高め、それにより、その重要性を公衆に認識させ、ひいては安全なよい医療としていく主体的な力を担おうではないかと呼びかけています。しかも、懇切丁寧に「ノウ・ハウ」を指南しているところが、実にユニークといえます。

台湾在住  眞武  薫

日本以外の国にいると、それなりにそこそこのやり方に遭遇する。日本でもよその国でも病院の実情に一番詳しいのは掃除のオバサンかもしれない(オジサンもいるが・・・)。断っておくが<歐巴桑(オバサンと読む)>、<歐里桑(オリサンと読む)>というちゃんとした台湾の中国語があるのだ。

事務局長  小林  洋二

第12回総会が近づいてきました。

昨年の総会では、「安全な医療を受ける権利」を中心とした権利法要綱案の改訂、そしてそれを具体化するための医療事故防止・補償法要綱案の骨子を採択しました。

今年に入って、医療事故防止を巡る社会の動きは活発化しています。

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